赤城南面千本桜    群馬県宮城村

赤城南面の桜並木は、赤城南面開拓道路(現在の国道353号線)より、忠治温泉までの約3.5kmの村道に1400本が植樹され、現在はこのうちの1200本が約2kmにわたって見事な桜のトンネルを作っています。この地域は大戦中、航空燃料を自給するため、多くの木々が切り倒され、山林が丸裸になってしまいました。戦後、この地に緑を取り戻そうと、地元の人たちが一丸となり、昭和31年から33年にかけてソメイヨシノを植栽したのが始まりです。平成2年には「日本のさくら名所100選」にも選ばれ、全国的のも有名になっています。
撮影:2002年4月6日(土)正午ころ